見習いの見習いプログラマ

まだまだ先は長い

最近の配信周りの機材とか

4年くらい間隔があいていました。

配信機材を揃えはじめました

イベント運営で配信をしたいが増えてきており、機材を調達することが増えました。
ターニングポイントとして、Global Game Jam Sapporo 2023でBlackmagic社製のATEM 2 M/E Production Studio 4Kをレンタルしたのがきっかけです。

その前のSapporo Game JamのあたりでATEM Mini Extreme ISOが導入されたり少し様子おかしかったのですが、今は完全におかしくなりました。

ATEM 2 M/E Production Studio 4Kは癖が強い

このスイッチャー、わりと癖が強くてGGJ2023ではむちゃくちゃ苦労しました。
まず、入力と出力の解像度とフレームレートが一致していないといけない。
しかもPC入力である30HzはHDMI1でないと受け付けない みたいなところがトラップでした。

つまり、4K配信をしようとすると、あらゆる入力ソースを4K29.97Hz または HDMI1のみ4K30Hzにしないと真っ黒画面になってしまうという。 これはとんでもないじゃじゃ馬です。

そんなわけで、何故かイベントのあとに新古品を30万円で買いました。はいアホです。

コンバーターを使うことでどうにかこうにか

その後、調査をするとTeranexシリーズのコンバーターが売っているようで、これをつかうと解決できるようでした。
ただ、Teranex miniシリーズはフレームレート変換が59.94iにしか変換する機能がなく、PC入力をコンバートするには以下の手順が必要です。

HDMI → Teranex mini HDMI to SDI 12G → SDI to HDMI or BiDirectional 12G → ATEM 2M/E Production Studio 4K の HDMI1

みたいな経路でHDMI1のみスケールできるようになります。

逆に言うと、HDMI1以外は実質Teranex mini は使うのがとてもきついです。

HDCPでハマりやすい

最近のMacなんかはデフォルトでHDCPを喋るみたいで、GGJでもこれにハマって大惨事になりました。
HDMI1は大丈夫なのですが、キャプボをうまく使ってスケーラーを作ったり、HDMI1以外を利用するとアウト。
そこでHDCPエミュレーターを間に挟むことでHDCPを強引に解除して対応することになります。

良い子は悪用厳禁

まとめ

Teranex Expressってやつを買いましょう

こいつだと、フレームレートの29.97Hzと30Hzの変換とスケーリングをやってくれるので、鬼に金棒です。
ちなみに、検証してませんが多分HDCP周りでコケるので事前にHDCPエミュレーターをはさみ、またConverterを挟んでHDMIからSDIに変換して食べさせてあげてください。
こっちだとSDI 2以降の入力でも映ります。

音響周り

音響周りは、ワイヤレスマイクを色々漁ったり宅を用意したりしていました。

有機材(2023年5月21日現在)

ミキサー

  • LiveTrak L12
  • AG06

有線マイク

無線マイク

そしてそして、会場のB帯との共存に困りも出てたり混信事故を心配した結果、特定ラジオマイクの導入をすすめることになりました。
Shure QLX-D L53バンドのBeta58aカプセルを2台注文にこぎつけました。

個人でこのバンドのマイクを持つのだいぶアホなのですが、安心して配信PAでワイヤレスマイクを使えるようになります。

そして、Sennheiserの音が好きだけど、Sennheiserの送信機高すぎたり特定ラジオマイク専用帯が使えなかったりでふんだりけったりだったので、
Shure送信機にSennheiserのマイクカプセルを取り付けるアダプターを近々試そうと思っています。

AmbientってところのメーカーのHHA-SSHというのがちょうどそれっぽいです。

こんな感じになるらしい。

多分こんな変わった構成、そうそう見かけないけどお楽しみください。

カメラ

使ってるものとしては、ZV-E10やGH5s、R6といった4K対応の一眼カメラがメインです。
ノイズ耐性とか強いので、自分は一眼推し。

最後に

www.hasegawa-tomoki.com

rela1470.hatenablog.jp

このあたり見てブログ書きましたが、次は配線図とか運用事例をちゃんとお伝えしたいと思います!