見習いの見習いプログラマ

まだまだ先は長い

PHPカンファレンス小田原2024でスタッフしてきた話 #phpcon_odawara

どうも、みぃおさんです。PHPカンファレンス小田原2024でスタッフしてきました。
ちなみに、北の最遠スタッフは私ということで、北海道の鮮度を小田原にぶつけにいきま(ry
というか、カニカマを見つけてはたまに北海道と小田原のコラボ!(カニとかまぼこをかけて)とかはしゃいでいました。

スタッフするきっかけとか

あすみさんが忍者して会場案内をする動画を拝見しまして、この人すげー面白そうってビビッと来たのが決めてでした。
じゃなかったら多分、飛行機と新幹線使って来ることはなかったんじゃないかなあという。
まあ、裏方のほう手慣れてきてるし、イベンターだったりパフォーマーだったりそっちのほうに興味が強い状態なので、遠方からスタッフするのもアリという感じですかねー あとは、私がカメラ沼にずっぶずぶな上にイベント撮影やポートレート周りは数こなしているので、スタッフの需要としてのアドバンテージが高いというのも強みです。
私だからできることがあるみたいな、ちょっと大げさだけど、それくらいの心づもりで手を挙げたのはあります。

オフラインイベントだと、一般参加よりスタッフのほうが回数多すぎて完全にバグってますね。

話が大きくなりすぎたパブリックビューイングと記録システム関連

さて、パブリックビューイングや映像収録に関しては、私・デロさん・よしきさん・まきしまさんあたりでタスクフォースが組まれました。
あすみさんが、もっといっぱいお客さん来てほしいという想いなのか、パブリックビューイングやりたいという話があがりまして、やるなら本腰入れますかねっていう流れに。

リハや専用打ち合わせ何回かした記憶がありますね。いやー、デロセンパイの設計能力には脱帽モノ。わたしも読んで理解はしてるつもりだけど、なんというかすげー頭の良い感じなのが見て取れます。

そんなパブビューですが、当初システムよりかなり足回りを強化しています。音声と映像を確実に、安定して高品質でお届けするというのはミッションと認識しています。
そうなるとですね、音響や映像の周りは十二分に制御できるシステムにする必要がありまして、当初予定からガラッと仕様が変わりました。

当初はiPhoneで映像記録はしようかという話は入ってて、それなら音声はすこしこだわったほうがいいねーガンマイク貸すかい?とかそういう話は当初から提案はしてたんですが、パブビューまでいくなら色々変えました。
勿論、iPhoneからYoutubeLive打ち上げみたいな作戦もあるかもだけど、逆に怖いw ってなわけで、色々ネリネリ。

まず、音声の空間入力のカメラオンリーはわりと音の輪郭がぼやけたりゲインの調整がちょっと大変だったりでわりと避けるところからですね。

マイクシステムやデジタルミキサー等をごっそり北海道から空輸する ところから始まりました。会場PAを入力の段階からジャックするのは高等テクニックなので、レアケースを除きジャックは避けるのが基本です。いいことない。というわけで、とりあえず膝に矢を受けたのかと思われるワイヤレスマイクシステムフルセットを送りつけてリハしてもらったり。
わたしの特定ワイヤレスマイク(A帯デジタル4波)は利用可能範囲が全国になっているので、ちゃんと申請すれば電波法もバッチリです。
機材のヤバさを熟知してるデロさんにリハ期間のマイクの使用者として注意事項いれて申請したり、、、
施設にはB帯のアナログワイヤレスマイクが既に入っていたりしてたのですが、A帯とは周波数被らないので、そのへん考慮なにもせず運用できて便利でした。
ぼこのほうで使ったShureについては、何とPHPカンファレンス小田原がデビュー戦という。地味に買ってからちゃんと使ってなかったんですよねー。活躍してよかった。
Beta58aのカプセルなので、指向性大丈夫かなと思ったけど、当日チラチラ聞いた感じでは問題なかったので、杞憂だった模様。

あとは、デロさんがVR-6HD最強だから予算出るなら借りたいって話になり、予算に収まりそう(他に本来必要な音声の大半や映像コンバーターの大半は、みぃおさん機材を長期で貸し出すので輸送費だけでカバーというパワープレイ)ということでレンタル確定という流れに。
パブビューするならスライドをカメラでいれるかダイレクトにいれるか、カメラの場合は照度の扱いどうするかがわりと重要になりまして、PHPCon北海道ではスモークとライトをガッツリいれた関係でカメラで全収録という方針で動いていまして(ダイレクトにはいっていないのは技術的に可能だけど、こういう関係で仕様にしていました)設定ガッチリ固めて照度周りで事故らないようにするというのがありました。
小田原のほうではそういう演出がないので、じゃースライドはダイレクトに入れたほうが見やすいしいいよねーっていう話になりまして、当日はスライドと横にカメラでの登壇者映像という形になりました。
デロセンパイがいくつか案を作っていたので、梅丸とわいわいしたときの様子とか結構いい感じに収録されてるのを確認しています!w というか、カメラワークに関しては、よしきさんがプロすぎてすごかったじぇ・・・・・・

若干脱線したけど、まあ、ワイヤレスマイクを持ち込み、サブでスイッチャーも持ち込み、メインスイッチャーはレンタルし、ケーブル周りは大半をSDIに置き換えつつ光HDMIはプロジェクター用に残していい感じにという、要塞仕様になりました。

あと、音の調整については意外と詳しい人が少なく、プチPAやってるじぇなみぃおさんがパラメータを弾き出して調整していました。イベント前日、案の定ガッツリ酒入った状態で会場に来て調整しましたが、収録を見返す感じ、よさげなんじゃないかなあと思っています。
ちなみに、多くの人が喋るイベントかつ、PA張り付きが厳しくオペレーションに限界があるというのは想定していたので、声デカあすみさん対策とかも兼ねて予めコンプマシマシのハウリング寸前のゲインをかまのほうで仕込んでおきました。
かまのほうはスイッチャーのオペレーションしてくれる方もいたので、ちょくちょくマスターのフェーダーも操作して音調整してくれたみたいです。
性能限界的な方面では、リハのときに各種フェーダー0dbの状態でマイクのプリアンプを後数db上げるとハウったので、多分システムの限界までは引き出せたんじゃにあかなと。
ぼこは記憶が曖昧だけど、こっちも強めにコンプ仕込んだ記憶がかすかに。あと、Beta58aのカプセルはローの近接効果かなり出るほうで、かまではe935のカプセルでローのカット最小限くらいにしてた一方、ぼこのほうではローがっつりと、あとはミドルも少し削っていました。このへんは好みですが、ShureSennheiserどっちも使った感じだと、ちょっとスッキリ目の音が好きなのかな私みたいな感じですかねー ハイについてはどちらも抜けがいいので確かほとんどいじらずに運用したはずです。PHPCon北海道ではプロの方がやってたときにEQの画面をちらっと見たんですが、その時はハイも丸めていたので多分そのあたりは個性だったりあるんでしょうかねー。 被りとかあると多分削らなきゃなのかもですが、トークイベントだとそのへん考慮いらないのでまあみたいな。

だいぶ書きすぎたので、導入はこのあたりで次の段落に

パブビューの当日運用でのトラブルとシューティングの神様よ

パブビュー、当日になってトラブルがちょくちょく発生しました。
かまのカメラ関連ですね。前方のカメラのコンバーターまたはケーブルに不具合が発生して映像が入らないというのと、後方カメラのmicroHDMI変換が不安定すぎるという問題です。
前方のカメラと、後ほど入れ替えたカメラはHDMI type-A且つ、後ろのHDMI周りは生きていたので、前方のカメラを後ろに輸送して Got KOTONAKI みたいな感じでした。
その後、わたしのカメラのズーム倍率だと色々きつそうという感じになり(デジイチ且つ明るさ重視のズームレンズなので5倍ズームくらいしかない)、よしきさんのビデオカメラに入れ替わったようです。
しかし、トラブルのときの対応能力の方面では、デロセンパイがプランBを秒で練ったりしててすごかった。本当にすごかった。 あと、カメラ2台運用を最初から設計に放り込んでてよかった。1カメだったらガチで詰んでました。
寄り引き以外にも、バックアップ回線という意味で1部屋2カメをデフォにしておくのはありだなあと実感した瞬間でした。おーこわいこわい。

あとは、返しのほうも不調だったようですが、なんか神の力でどうにかこうにか。あと、HDMIケーブル1本、変な色を出すバグが発生してたようでちょっと怖いとか。
ぼこのほうは意外とトラブル少なかった気がします。 かまに比べるとシステムがコンパクト気味なのが幸いしたのかも。

ここでやっと遠征の様子

今回の遠征は、行きのJRやローカル線と京急以外は何かしらの特別席を使って移動しました。
まあ、みぃおさんの旅行っぷりを見てるといつものですが、新幹線グリーン車は初めてでしたね。意外にも。

費用感的には概算で以下の通り

こんなところでしょうか。安く行こうとするといくらでも安くできるので参考にならないと思いますが。というか、プレミアムクラスもファーストクラスも数年前に比べてどんどん値上がりしてるので、いつか断念しそうで怖いです。

新幹線の切符買うの久々すぎてですね(というか、東海道方面は自分で買うの初めて)、初心者丸出しな感じで乗車券買うのに苦労したり、デロセンパイからEXアプリの説明してもらったり色々とありました。
大型荷物あるんですけど、EXアプリで荷物置き場予約がうまくできなかったりして学びが必要でした。はい。 帰りは荷物だらけで窮屈なグリーン車移動になってもったいなかった。

1日目

飛行機が14:30のフライトなのでお昼ご飯周り苦労しました。空港には12時頃着だったのもあり。機内食もあるので、軽く入れたいっていう要望のもと、社内の人におすすめされたお寿司屋さんで豪遊しました。

札幌魚河岸 五十七番寿しというところ。

一瞬で6,000円消えてビビった。けど、まじでうまかった。おすすめ。

その後はANAラウンジで時間までゆったり。 ちなみに、うっかりカッター入れっぱだったの忘れてて素人丸出しをやらかしました。恥ずかしい!!!!!!

ラウンジでは、梅酒を見つけてしまいがぶがぶ飲んでました。牛乳も飲んだ。

そういえば、最近はANAJALも紙の搭乗券が国際線サイズと一緒になったみたいです。もらっておくとテンション上がるのでおすすめです!

飛行機のシートは旧型なのでちょっと残念。最近のやつ乗ったことあるので機材更新がんばれー!

とりあえず、飛行機でご飯をもぐもぐ・スパークワインをがぶがぶ。2杯目なにか貰う前に着陸態勢になってしまった。

羽田に着いてから品川に向かい、新幹線へ。

シンカンセンスゴクカタイアイス食べようと思ったら、こだまグリーンは非対応と聞いて泣きました。

そうこうしてるうちに小田原に着弾

新幹線の改札と東海道線の改札が遠かったので、提灯がなかなか見つからなくて焦りました。

そのあとは、ホテルにチェックイン!

かわいらしい部屋でよかった。めっちゃいい。門限周りもなかったので当たりを引いた模様。

その後はumecoに行って設営のお手伝い。酒入った状態でPA業とか設営業とかなかなかなことしてますねわたし。ただ、時間も経過したのでだいぶアルコールは抜けたはず多分。

設営は21時10分まで続き、その後は前夜祭、そして明日に向けたMTGとかしてました。

2日目

簡単な朝ご飯があるので、いただきました。もちょっとボリュームあると嬉しいけど、おしゃれなラインナップでこれはこれであり。

あとは集合場所に行きまして、近くのおむすびやさんで追加調達。

魚商 おむすび六左衛門というところで、参加者さんもおむすび頂いた方いたはずですね。卵黄おむすびがむっちゃうまかった。最高かよ。

その後は集合写真を撮って、バタバターと準備 トラブルがちょいちょいあって準備の撮影は増岡さんにある程度おねがーいとかした記憶w
オープニングは撮影してたので、きっとそのあたりには多少落ち着いた感じですな。

あとは撮影しつつ音響ちょっとオーダーしつつ、みたいな?ひたすら撮影してました。

お昼のぺちおだランチは、デロセンパイ・さたけさん・まさきちさんと行きました。最初ボッチになりそうだったけど、デロセンパイが誘ってくれたのでボッチ回避!

美味しい中華をモグモグ。最高かよ!

その後はひたすら撮影をしてたり雑談してたりそんな感じですかねー。カメラマンやるとわかるけど、足腰がなかなか・・・・・・
カメラマン、4人いたけど、わたしの装備が一番重たくてEOS R5にSigma 135mm F1.8のシステムで1.8キロ確定、もう片方でLUMIX S5M2にレンズちょいちょいとっかえで1キロ近く確定で3キロを首からずっとね・・・・・・?
そりゃ足腰壊れます。ただ、暗所撮影周りはわたしの装備が一番パワーで殴れる状態なのでがんばりました(そこか

SS1/250 F2.8 ISO3200くらいがベースラインだったかな。かまよりぼこのほうがちょっと明るいのでISO1600でもいけたシーンもちょくちょく。どっちのカメラもISO3200は使えるし、S5M2に至っては6400も戦えるのでまあまあみたいな。

本編終了後はそそくさ懇親会へ。カメラマンなのでってことで、撤収はみんなに任せていきました。

ご飯のボリュームがすごくて、食べても食べてもなかなか減らなくてすごかった・・・・・・

そして二次会へ。これもまた美味しいのが色々でてきたけど、おなかいっぱいすぎて食べきれなかった・・・・・・悔しい

その後はカラオケがあったようですが、足腰終わってるので大人しくホテルに帰って寝ました。
今だから言いますが、カラオケイベントがあってもいいようにマイクガチ装備持ってきてましたからね?????? つまり、それだけカラオケ行きたかったの我慢したからね!

3日目

とりあえず足腰が終わった状態で朝ご飯食べてチェックアウト

NEさんのブランチに行ってブログ書く会で写真取り込みをしました。2,300枚くらいあって、まあ予想通りくらいの。

あとは、おだわランチで豪華なお弁当をいただきました!

めっちゃおいしかった。すごい。あと、かまぼこが、わたしの地元のかまぼことそっくりな感じでめっちゃ親近感あった。
お魚のすり身を整形して油で揚げるやつめっちゃおいしいんですよーーーーーー!

その後、飛行機が19時発だったり観光ちょっとしたいので、大阪にいくことになったデロセンパイと一緒にNEさんを後に。 機材を返却して新幹線ホームまで行ってお見送りをしてから小田原城を観光。 ルートわからなくて結構歩いた。

お影様で足腰を破滅させながらお土産を仕入れて新幹線グリーン車に。
EXアプリで荷物コーナー予約できなかったので大変なことに。

品川で降りるときに、隣のおばあちゃんに、「Take care, and you(お気をつけて)」って英語で言われてちょっとほっこりした。

その後は京急に乗って空港へ。

安定のラウンジでまったりして飛行機へ

772なので、新仕様かなと思ったら旧仕様でまたぐぬぬりました。機材更新がんばって!

空港ついて荷物受け取って、uシートでお帰り案件

そして無事帰宅。おつかれさまでした。

感想

今回、パブビュー関連でのタスクフォースが組まれたというのもあり、新たな出会いとかあって、がんばって行ってよかったなあと思いました。
最初は、ぺちこん界隈も元気だなあくらいに思っていたのにw たくさんの思い出が作れたんじゃないかなあ。また小田原行ってみるの、ありかもとか思っちゃった。
まあ、セッションの感想を全く書いてないあたり撮影とかに専念しすぎていましたが(LTとか以外行ったり来たりでちゃんと聞けてはいないのです、ごめんなさい!)、そのあたりは割り切って楽しんでるのでそういう楽しみ方もありかなって。

幸せな時間を、ありがとうございました。

Sennheiser MD435とMM435を買ってみた話と、e935って偉大よねって話

Sennheiserから出ているMD435とMM435というマイクを買いました。
MD435はフラッグシップ向けのダイナミックマイクの位置づけで、MM435はそれのワイヤレス用カプセルです。
お値段はざっくりどちらも7万円〜8万円程といったところでしょうか。
ダイナミックマイクらしからぬお値段ではあります。

このマイクカプセルとの出会いは2023年12月に、HSBA機器展というイベントに行ったときにSennheiserブースを訪問したときに出会いました。
そこでは、今購入を検討しているDigital 6000を始めEW-D等展示されていたのを覚えています。

その時は、e935よりすごいのがあるんだへーくらいでしたが、機種名を覚えて帰ってから数カ月後、自分がボーカリストやれたらこのマイクカプセル使うのどうなんだろうなあと思って頭の片隅にあった感じですね。

今は歌のレッスンとか始まっていて、1年以上かけてDigital 6000を入れて何かデビューしよう!という気持ちになり(このDigital 6000 導入するのにトータル100万円くらいはする代物でして) せっかくならMM435気になるよねっていう感じでYoutubeを漁って決断までいきました。実機がさわれたらよかったのですが、このMD435クラスになると札幌では実機おいてるお店が見当たらないみたいで仕方なくエイヤになりました。

ワイヤレスシステムの新規導入は時間がかかりますが、MM435はSennheiser EW G4 300/500と互換性があり、B帯なこともあり安価なため1セット持っていることと(G3も2セット持ってるのですが、何やら電力都合で動かないらしいです)、Sony DWXに使っているAmbientのHHA-SSHがMM435に対応してそうということでワイヤレスカプセルは先行購入してワイヤレスシステムは後回しという方向で投資額をグッと抑えつつ先行利益を得る作戦でいきました。
Sony DWXのほうはPHPカンファレンス小田原2024で使う都合上既に小田原に送ってて、これから小田原にいくので動くかはこれからの楽しみです。

最近はAudioTechinicaのATW-3255というWS帯+専用帯のイヤモニも仲間入りし、DWXもWS帯+専用帯のモデルを持っているので、ワイヤレスでデビューするとしても嫌な顔されることはまずないでしょうというところまでは来ましたが笑
Digital 6000いれたいのはオールSennheiserでシステムを1つ持ちたいというワガママが原因です。ちなみに周波数帯もB1-B4 JPを狙ってて、WS帯+専用帯です。
EW-Dにいけなかったのは、あちらは専用帯を持っておらず、弱小の誤家庭では自宅をTVWS帯のチャンネルリスト登録のためにざっくり10万円、チャンネルリストにない新しい会場に持ち込むたびにざっくり10万円かけるのはさすがに無理というのが大きいです。弱小なので同時利用も4波とかが多く、これが安定して使えるってのは大きいです。
ちなみに専用帯オンリーだとして、デジタルオンリーで10波、デジアナ混合で6波詰め込めるようで、これを確実に安定して使えるのは大きいです。B帯だと最悪どこかぶつかって死を迎えます。

そういえば、A帯B帯って話をするとたまにアナログ???って聞かれますが、どちらも今はマイクのほうはデジタルとアナログ両方あります。イヤモニは少なくとも日本で使えるものはアナログしかありません。
私のシステム的にはA帯のマイクは4本デジタルで、導入予定のDigital 6000もデジタルになります。イヤモニはアナログです。B帯はなんだかんだ今はアナログしかもってませんが、EW G4は最大8波までいけるのでB帯の中では結構強いシステムだったりしますが。

さて、MD435のほうは早速開封してチェックしてみたのですが、音質としてはコンデンサー並に繊細で近接効果もほとんど感じず、自分の声がダイレクトに届くシビアなマイクだなあという感想でした。 e935だと、うまく味方につけてた歌い方も荒となって見えるところがあるなあという感じで、コイツなかなか怖いなあという感じ。ただ、e935よりボーカルとして使うならうまく操りたいなという感じですかね。
運用的にトークイベントでワイヤレスマイクを持ち込むことがすごく多いですが(専用帯は本当にちゃんと運用したら便利すぎて需要が比較的高いです)、トーク目線で言うならオーバースペックなので何本もカプセル揃えるのはちょっと・・・・という感じなのは否めません。
発声の荒が全部聞こえるレベルで鋭い感じがあるので、少し包容力のあるe935に少しEQでチューニングするのが丁度いいってもんよっていう気持ちは本当にあります。というか、改めてe935は偉大だなあと感じています。
ただ、上手い人が使えば化けるのは間違いないなというのは感じました。なので使いこなしたいーーーーーー!

そんなこというならShureSM58でしょ!って言われそうだけど、あちらは比較すると、現代的に見るとちょっともさっとしてる感じがあるかなあと思ったりしてて、EQのチューニングパラメーター増えるので避け気味だったりします。こんなPAの端くれも珍しいですが、e935は現代的で丁度いいなあと感じるというか。ウォームなサウンドを求めるなら絶対SM58っていう領域はあるのは比較を見ても感じるのですが、デファクトとするにはもう少し更新されてもよくない・・・?という感じでしょうか。現代音楽もう少し爽快感あるよみたいな。あ、ShureといえばQLX-Dというワイヤレスもありますが、そちらはBeta58aを採用させていただいています。 個人的にはBeta58aからEQでローカット強めでチューニングしそうなのでまあみたいな。QLX-DはPHPカンファレンス小田原2024でガツッとデビューなので、実は今日EQチューニング真面目にやらせていただくのですが以下略。

そんな感じのファーストインプレッションでした。

歌い手の練習のために装備を揃えないといけないけど、何が必要か整理

去年くらいから、歌い手の練習っぽいことをさせていただいてて、装備を見なおさ無いといけないかなあと思ってきたのでまとめ

といってもお披露目の予定とかないんですけどね。とはいえ、レッスンの段階で機材慣れもしたほうがいい気もしてるので、そうしようかなと

前提

システム自体をフルワイヤレスにする想定です。まあ、憧れてるアーティストさんだいたいワイヤレスですしね。

そして、普通の方にはハードルの高い特定ラジオマイクを扱うために特ラ会員になっているので、WS帯や1.2G帯のガチプロ機材を扱うことができます。 まあ、レッスンの3日前くらいまでに申請必要なので、B帯のシステムも用意すべきか迷ってますが、本番機材とある程度合わせたい気持ちもあるので、チョット困ってます。

マイク

今の装備だと以下でいく予定

ワイヤレスマイクってやつです。チョット特殊カスタマイズしていまして、Sennheiserのe935ベースのカプセルが使いたいものの、ちょうどいいワイヤレスシステムが無いという問題にぶちあたりまして、怪しげな変換を使って実現させています。 SennheiserのシステムでWS帯だと、SKM6000やEW-Dシリーズなのですが、前者はバッテリー持ちが最悪(専用リチウム電池で5h 乾電池に至っては2.5h) 後者に至っては使い勝手のいい53ch(711-714Mhz)に非対応という有り様でして、Sennheiserさんがんばって!という状況です。

とりあえず、ここまで機材揃っているので、マイク周りは大丈夫かなあ。

イヤモニ

イヤホンは所持済みです。日本のプロ御用達のFitEar様ですね。20万円くらいしたけどすごくいいですよ。 ワイヤレスシステムは、ATW-3255を検討していますが、WS帯+専用帯のみなのと、プロはShureのPSM1000をだいたい使ってそうなので、日本での採用実績の話をほとんどみかけないようです。 ただ、PSM1000は1システム揃えるのに70万円程かかるのがわかっており、手が出せなくて悩んでいました。 ATW-3255を扱ってる代理店さんに聞いたところ、お値段は秘密ということでここには書けないですが、ググって出てくるドル円のアレ並のお値段ではあったので、比較的手が出せそうです。なので、今後発注に向けて動こうと思います。

その他ミキサーとか?

さて、ワイヤレスシステム自体は目処が立ったものの、返しの調整とかどうしようねということでお困り中。ある程度こちらでもコントロールできる前提でいたほうが楽かなっていう。 車持っていないので、キャリーケースに収まるシステムにしたいのですが、どうしましょうね。DM3あたり抑えるべき? ただ、バンドモノになってきた場合はアウトの系統の少なさがすごく気になってるので、Danteとステージボックス必要な気がしています。いやーどうしようね。地味に悩んでます。助けて。

自分のやりたいこととイベントとコミュニティと

最近、もやもやしたことと、うんうんと頷いたことがあったのでまとめたいなって思った。

どこかのブログで、コミュニティのためのお祭りか、お祭りのためのコミュニティかみたいなのを見かけて、ああわかるーってなりました。
どちらも相反するわけじゃなくて、うまく噛み合うと最高っていう話だったんだけど、とても納得しました。

あとね、とみおのこのブログね 100万回くらいうんうん言ってたやつ

https://tomio2480.hatenablog.com/entry/phpcondo2024-staff

さて、わたしのやりたいことってなんだっけ?

というのを、イベントいくつか回して振り返る必要があるかなと思いまして。
こういう部分で気付かされたものとしては、PHPカンファレンス関西2024かなと思ってます。
本当は行こうか迷ったのですが、前日に珍しくリモート登壇するイベントがあり、飛行機の時間を確保するのが難しかったというのが原因です、、、

このPHPカンファレンス関西2024は、コミュニティとか参加の敷居を下げるところに力をいれてたのがTwitter見ててもわかる勢いでして、合言葉になっていたんじゃないでしょうか。
イベントも、人が居てこそのものなので、その源となるコミュニティの育成って結構重要なトピックなんだなあと思いました。

コミュニティに関わるイベント・勉強会とかに必要なアレソレとかはノウハウがっつり溜まってるので、その周りで何か貢献したいなあとは思いました。

一方で、イベントを主催してる自分がコミュニティを主催する側に立ちたいかというと、残念ながらNOだったりします。
これね、自分の関心事がかなり偏った世界線に行っているというのが大きな理由だと思うんですよね。
自分がやりたいところとしては、非日常をつくりたいという気持ちがまず根底にありまして、それを育てていくことや、映像作品や映像配信を通じて、それがそこにあったことを残していく・そしてそれを使って未来につなげていくことに関心があるという状態です。

なので、自分一人ではイベント運営とかってうまくまわりにくい体質になってる気は少しずつ感じてて、コミュニティを引っ張ったりする人がいてはじめて成立するポジションなんだろうなあと感じています。しかも、自分いなくてもイベント一応回るよっていう立ち位置にわざわざ身を置いてますからね。

予め断っておきますが、コミュニティ運営をおざなりにしたいというわけではないです。ただ、主軸となってやるには関心事がかなりズレてしまっているので、わたしが中心になってもお互い不幸になるなあと思っているわけです。周辺や参加者としてなら何も問題はないのですが。

あくまでイベンター的ポジションというとわかりやすいのかな。

PHPカンファレンス北海道2024でも、カンファレンスの根幹とは違うところばっかやってましたからね。ライトいじったりスモークいじったり配信設計したり、会場設計してみたり。そういうところが好きになっちゃったから仕方ないですね。

北関東で計画している某カンファレンスはまた面白い立ち位置でいけそうだという期待

北関東で某カンファレンスを企てていますが、言い出しっぺさんがまさにコミュニティを育てたい側の方でして、私は周囲を作りたい人なのでマッチングとしてはいい感じかなと感じています。

PHPカンファレンス北海道2024の運営で起きたこととして、全然違う文脈の人たちを入れて化学反応させてうまくまわしたという点があり、この再現を狙っています。

イベント作りのほうは、わりと私が、こういうとこでやりたーいとワガママを発動してる結果、箱抑えには苦戦してますが笑

北関東のほうでは、コミュニティ形成も平行して行うスタイルになりそうなのですが、そのあたりは北海道ではちょっと弱かったと感じたところなので参考にできることはしてみたいなと思っています!

PHPカンファレンス北海道2024の準備とか設計を書いてみる #phpcondo

PHPカンファレンス北海道2024 テックチームリーダーやってたmiioさんです。
今回は、準備とか設計について少し掘り進んで行こうと思います。これはカンファレンスやろうと思ってる人に読んでもらえるといいのかなと。
ちなみに、当日進行とか懇親会設計とかは他の方にバトンタッチです。というのも、そっちをちゃんと見る余裕がなくて書けないというのが現実でした。
ただ、テックも当日進行もかなり評判がよかったと聞いていますので、テックに絡んだ話で参考になればいいなと思います。

まず初めに

PHPカンファレンス北海道2024 を見て真似しようとする場合は、それ相応の勉強とかする覚悟をもってください。
というのも、舞台の箱という特性上、一定以上のことをやろうとすると自身にも専門知識が必要という実感があります。
というか、会議室カンファレンスよりも考慮事項がちょっと多いなあという感じです。
私の中では、真似してはいけないカンファレンスくらいに思ってますw
マジで真似するなら相談ください。ちなみに2024年2月3日時点では1件、わたしのプロデュース有で立ち上げ準備をしてるカンファレンスがあるのでフラグ立ってます。

まず箱抑えとワントラックについて

今回、PHPカンファレンス界隈では珍しい1トラックという運用をしました。カンファレンスといえばマルチトラックじゃん?みたいな既成概念を真っ向から否定した形になります。
開催した札幌創世スクエアは、マルチトラックにそもそも向いていません。マルチトラックをする場合は階を跨ぐ必要がどうしても発生しやすいという課題があります。
クリエイティブスタジオのあるフロアには練習室がいくつかありますが、正直導線が微妙なので断念した企画もあったりします(Ask the speakerとか)
なので、さくっと隣の部屋いこうみたいなことが無理ゲーだったりします。
また、会場の確保そのものが大変で、非常に人気の高い施設です。1月12日13日の2Days抑えれたことがかなり奇跡的でした。
そしてこれ大事。人間は同時に2トラック以上見ることはできない!!!!!!!そして、地方イベントは首都圏に比べると母数の都合で分散する理由がわりと低いので、熱量を集中すると盛り上がりやすいというのも別イベントでノウハウとして得ていました。
それらを総合して、わたしの中では「別にワントラックでよいよね。人間は1つだし、みんなで同じもの見る一体感もいいよね」という結論になり、こういう運用になりました。

まあ、箱抑え時期の雰囲気としては、わたしが勢いと現実的に他の部屋埋まりまくってたでクリエイティブスタジオだけ抑えて、他埋まってたし1トラックでやるぞ!!!!!ってゴリ押しする形にはなったんですけどね。

2Days抑えたのは、当日の設営した人ならわかりますが、設営時間を当初5時間、リハ2時間を見積もっていたというのがあります。この段階で配信とかそのあたりのアテがついていたので、箱抑えの段階で設営をゆっくりやって前夜祭やるのがいいんだろうなという感覚でした。勿論これはだいたい目論見通りで、なんなら設営6−7時間かかってましたよねまであります。リハ時間全部潰れて結構焦りました。

ワントラックなのに設営6−7時間、多分他のカンファレンスに比べてもめちゃくちゃコストかけてる気はします。配信や映像スイッチングの基盤の構築で2時間くらいはかかってましたし、わたしも裏で照明やってたりなので仕方ないですね。もう少し事前のすり合わせとかできればリハ時間確保はできたかもしれないと反省はしつつ。
当日スタッフさんに、「はい、50mのSDIケーブル3本あるからおねがいね!!!!!」とか言ってびっくりされましたしねw
これでも既存パッチのSDI 2回線使い切った上でこうなったので許してください。

マルチトラックにする場合の懸念について

さて、ワントラックでやりましたが、今回のPHPカンファレンス北海道2024はワントラックだから成立した要素も多いです。
特にテック関連と撮影周りはワントラックじゃないとこれ厳しいかなというか、物理的に無理という部分が出るのが確定しました。
配信担当さんは配信の他にもスクリーンのスイッチングや音出し映像出しもしていました。これ程の超人をもう1人確保するのが極めて難しいという点。
機材もそれなりのものを使っているので、同じまたは下位グレードで用意するにも資金の確保が大変という点(機材によっては配線も複雑になったり機材相性の検証である程度手元に置きたいパターンもあるので、レンタルで解決できないことも多いです。というか過去に雑にレンタルして痛い目を見ました)
撮影も、スチル2.5人(0.5はムービー兼任)、ムービー0.5人の運用なので2トラック以上だと体力すごいとられそうだなという感覚もあります。
現場指揮の方もトラック数分だけ必要で、これもスケールが大変そうかなという感じです。
あとは、ルーム間で結構コミュニケーションが分断されるのでそのまわりとか・・・・・・

マルチトラックだと、サブトラックの部屋が小さくなりがちなので、タイムテーブルの組み方間違えるとサブトラックの部屋が人溢れするみたいなドキドキもありましたね。

これは持論ですが、カンファレンスやってみたいぞーって思ったら、最初はワントラックで初めてみるのは本当におすすめです。
考えることが少なくなって運営的にはやりやすいです。

舞台の箱を扱うということについて

今回は、舞台の箱について直接調整するという自身では初なことをやりました。
配信とか照明とかも触るので、専門知識がこのあたりで必要になります。マイクはどうするかとかから始まり(今回はワイヤレスマイクを3本持ち込んだのですが、A帯2波B帯1波なこともあり、A帯は特ラで調整すればいいのですが、B帯のほうは基本的に無法地帯なこともあり、他の部屋で使っているかとか空きチャンネルあるかとかの確認したりとかしないと大変迷惑なことになります)、パッチ回線はどうなってるか図面を確認したりします(今回だと配信や映像出しでBNC回線ありったけ必要なので何回線あるかは結構重要な要素でした)
物件費に影響するので、照明はどれくらい使うかとか、ムービングライトを固定運用する場合とムービングとして使う場合で費用が変わる箱なのでそのまわりだったり、技師さんの費用もかかるので、何人体制で動いてもらうかなど、、、(運営側でセクションの担当いるかで技師さんが1人追加必要かとかも話が変わってきたので、その交渉とかもね

今回はライト周りは運営プロデュースなので調整はまだ少ないほうでしたが、施設さんにお願いする場合は照明プランの構築とかも必要になったと思います。そうなると結構たいへん!
運営プロデュースする場合でも、ベースとなる照明制御用のデータがあるかとかも確認します。今回の施設だと、ベースのデータがあったので頂いて工数を大幅に削減できました。

あとは、公演1ヶ月前までに進行どんな感じでやるかとか、ブザー鳴らしますか どのタイミングで鳴らしますかとか、インターネット回線どうしますか(ファイバー引きますか?施設のLAN使いますか?)消防法の対応どんな感じですかとか、非常灯消しますか?(今回は撮影中に視界はいると目障りなのもあって消してもらいました)関係者用駐車場使いますか?搬入搬出いつどれくらいありますか?などなど聞かれます。

照明もDMX周りのパッチ状況の確認のためにメールでやりとりして確認してもらったり。。。
箱にもよりますが、舞台系の箱はだいたいこの手の確認は必須と思っていいと思います。

そういえば図面起こしもこちらで決めて相談しましたね。スクリーンどのサイズ使いますか 何枚使いますかとか。今回は200インチ1枚と100インチ2枚で前方埋め尽くすという豪華な運用でしたが、そうするかとかも運営チームで起こしつつ施設さんに共有したりもしました。

あと、施設の人に言われたのですが、この手の対応できる人は2人いるといいみたいです。今回はわたしが単一障害点になっていたので、次回は弟子を作りたいなと思っています!

おわりに

PHPカンファレンス北海道2024は技術的にも結構挑戦できてよい会だったなあと思っています。
2019で、せっかくならもっとこんなことしたいみたいな消化不良はあったのですが、それがだいぶ解決できたかなという感じです。ライトまわりはゴリ押しで実装したのでちゃんと勉強しなおしたい気持ちもしつつ、勉強時間とれるのだろうかとか思っています。
やったことを振り返ると、これにi18nチームが追加されたら国際カンファレンス名乗れるくらい形として成立する気がしています。ただ、これは奇跡的に専門スタッフが集結したり、現場のほうも熟れてる方がいたりして成り立ってるので、マジで言いますが雑に真似しようとして火傷はしないでください。最悪みぃおさんとか召喚してください!!!!!とだけ言っておきます。

そして、カンファレンスをやってみたいという方へは、個人的にはワントラック推しなので、無理せずワントラックも検討してみてください!今回の記事では技術系のことめっちゃ書いていますが、まずはじめるだけなら技術系は無視しても成立するので、他の運営経験者とかみぃおさんとかみぃおさんとかに相談すると良いと思います!

PHPConferenceHokkaido2024 テックリーダーとしてやってきた #phpcondo

この勢いでブログ書かないとまずい気がしたので、緊急で書きます。

さて、PHPカンファレンス北海道のテックチームを見せます。

わたしは主にライトをやってました。

ライトまわり

はい、オープニングの写真ベースの動画とライトは全部わたしの対応です。 ライトは事前にLuaでPlugin組んだスクリプトをベースにGrandMA2で制御しています。 当日は、プラグインの中からどの色しようかなあーってペンで選んでいた感じです。

卓の写真はこんな感じ

お気に入りのあゆのペンラと一緒に

あとは、地味なところでは、スポンサー紹介でスポンサーの色に近い色を選んだり、セッションごとにライトの色をそれとなくチョイスしていました。

地味に大変だったのは、スモークの量の調整で、特に初日はスモークまみれにしちゃってごめんなさい!!!!!!!!!

2日目からは調整して程よいスモークでお届けできたんじゃないでしょうか。 初日なんかは5分に1回だけ2−30秒スモーク出してとめるとかやってました。地味に張り付きで大変でしたね。

ライトでやれておもしろかったことといえば、LTで時間切れでも喋る人に容赦なく真っ赤演出入れたりできたことですね。両日ともに1人打ち込めたのでちょっと嬉しかった(ぇ

真っ赤にしたところ

ちなみに今回のライトはガチのデビュー戦です。本当は釧路のこばさんと一緒にやる予定でしたが、こばさんがインフルでこれなくなったので、わたしがメインですごいがんばるという感じでした・・・・・・が、GrandMA2側の調査と演出作りは私がやってたのでセーフ

なんとか形にできました。わたしがインフルだったら終わったかもしれん。

ちなみに、補佐でyugu0202さんにも入ってもらいつつ、わたしの操作のパターンを伝授したりしたおかげで、わたしが不在のときにもオペしてもらえて助かりました。

カメラ関連

2日目は午後からなんとかカメラ撮影もできて嬉しかった!
動画はFeyrisさんに丸投げしてました。

こんな感じで、ライトの光具合的にいいですよねー

配信

さて、配信側ですが、、、、これまたすごいことなってました

札幌配信ガチ勢の総力を投入しております。一部レンタル器材もありましたが、ほぼほぼ2人の私物という恐ろしいリソースの投入具合です。 画面操作はResolumeを使っていたって聞いていました!

オペレーターのきゅぞりるさんが神すぎて、会場の音声制御・画面制御・配信のカメラ切り替え全部やってくれました。

ちなみに、使われたスイッチャーは・・・・・

と、なんと4台ものビデオスイッチャーがフル稼働してました!!!!!!

そして、荷物の機材量とか見てスタッフ「1トラの荷物の量じゃねえ」と言われましたが、これで配信できるのは1トラなので残念。。。。。。

2トラ配信できるキャパは今のところないので、2トラはしばらく見送られると嬉しいです。はい。

そういえば、FX30がスイッチャーにはいらなくてなんでかなーと思ったら、1080pだと59.94pでいれるらしく、29.97pじゃないのでハマったようです。 嫌な予感がして2日目のお昼に空いてたTeranex Express挟んだらサクッと写ったので、スケーラー!!!!!!!!って叫んでました。

マイクとか

マイク周りですが、PAさんからはSM58より素直で使いやすいとお褒めいただけました!!!!!! 良いマイクにこだわっててよかった。ちなみに今回はTV-53ch(A帯) 2本とB帯1本で、すべてSennheiser e935ヘッドでお送りしています。無線マイク3本もmiioさんの私物です(アホ ここもこだわってました。音響周りは施設のプロの方にお任せしてましたが、途中EQをコリコリいじってたり、吹かれの対策してたりと、プロ意識が見えてかっこよかったです。 さすがです。聞いてて音声も聞き取りやすいし、すごくよかったんじゃないでしょうか。

Relaさんの動画の裏話

今回、色々あってわたしのM1 Max RAM64GBのMacBookProを貸出ましたが、なんとAfterEffectsさんメモリ50GBも使い果たす状態で大変だったようです。 原因としては素材のほとんどが4K60p10bitという巨大データだったから重たかったらしい。

はい、収録素材はすべて4Kでいれてますので、今後の宣伝とかで高画質な映像をお届けできるんじゃないでしょうか!

そしてここで言うのもあれですが、Relaさんめっちゃ動画作ってくれてたので、マジ神でした。かっけえっす!

そんなわけで

テックチームは今回、盛大に風呂敷を広げすぎたので、わたしは完全燃焼です。 次回もやるならこのクリエイティブスタジオでやりたいなあとは思ってますが、次どうなるかはわかりません。が、きっとやりたいって人が出たらまた箱抑えするんでしょうねわたし。

ではでは!

PHPカンファレンス北海道のテックチームを少しだけ見せます

技術カンファレンス Advent Calendar 2023 技術カンファレンスのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita 24日目の記事です。

セミトリですが、張り切っていきましょう!

前提

PHPカンファレンス北海道 2024 テックチームリーダーをさせていただいています、miioといいます。 テックチーム、いろんな定義がありますが、主に以下のことをやる感じになっています

  • 配信
  • 動画
  • ライティング
  • その他、台本を叩き上げたり

意外や意外、ネットワークはありません。これは、施設にWifiが入っていることと、リソースややりたさ都合等々を見てネットワークは施設のCityWifiにお任せしたためです。

なので、普段のカンファレンスのテックチームとはちょっと違うことをしてるかもとおもってます。

そして、幸いにも各セクションにプロフェッショナルが揃うという奇跡が発動しまして、結構豪華なことをやろうとしています。 多分ですね、ライティングって聞いて何ってなると思うんですよ。

はい、今回の会場ってhitaruの劇場のある施設なので、実は照明機材とかすごーーーーーーく充実してるんですよね。 2019のときに、このあたり触れたら楽しいなあなんて思いつつ、一人じゃ怖いなあと思ってたら経験者が召喚されたというミラクル発生!

やるっきゃないってことでやったりしています

配信セクション

さて、配信というわけで我々の用意しようとしてる設備をご紹介しましょう

カメラ

  • Sony FX30 他(レンタル予定)

ビデオスイッチャー

ビデオスケーラー

  • Blackmagic Design Teranex Express 2台

配信エンコーダー

  • Blackmagic Design WebPresenter 4K

マイク

SDIコンバーター

  • Blackmagic Design BiDirectional 12G N個

なんかよーわからんと思うので写真でラックをご紹介

はい、カメラ以外の機材miioさんの私物でございます。 そして、ここまでOBSという文字が出ていません。

コンセプトは4K配信可能なミニ放送局です。 実際、この機材を使い、4K30pのYoutube Live配信をした実績があります。ビデオスイッチャーを使っての4K配信って実は超がつくほど大変でして、
Blackmagic DesignさんやRolandさんで出てるエントリーモデルは2023年時点ではフルHDまでだったりします。

じゃーOBSでって話になりそうですが、これはこれでマルチカメラをやろうとするとカメラの台数分だけキャプチャーボードが必要なわけで、USB接続とかの嵐になり大変リスキーです。
なので、物理スイッチャー最強!!!!!!という精神で揃えました。

あと、ATEM 2 M/E Production Studio 4Kは出力が2系統出せるため、配信アウトと会場アウトで違うミックスを出したいみたいな運用もできて便利です(これ、ATEM Miniシリーズだと無いです)

4K配信できるよう、コンバーターとかもあえて4K対応品をがんばって揃えました。フルHDだと安く済むところ、10年後くらいにはデファクトなってるしょという精神で揃えました。お財布が痛い。

あと、スイッチャーが実は10年前から売られてる機種なこともあり、スケーラーがないです。あと、HDCPもコンバーター挟めると破滅します。 これのお陰で別イベントでとてもつらいことになり、対策を練りました。

最近のMacとかは特にそうですが、HDMI接続をするとHDCPを喋るらしいです。なので、エミュレーターで解除しないとSDI経由させたときに映らない事故が発生します。
また、ビデオスケーラーが内蔵していないと、スイッチャーの入出力をすべて一致させないといけなく、PCの4K30Hzとスイッチャーの4K29.97Hzでは互換性がなくて破滅するとか、スイッチャーが4KでPCがフルHDまでだと破滅するとかあり、このあたりを吸収させるためにビデオスケーラーというものをいれる必要があったりします。

最近の機種はスケーラー内蔵してるらしいので、最近の機種を使える場合はHDCP問題だけどうにかすればよさそうです。

音もちょっとこだわってしまったがために、ワイヤレスマイクも用意しました。
ワイヤレスマイクは大きく分けてWS帯/専用帯/1.2G帯 をまとめたA帯, 800Mhzを使うB帯, 300Mhzを使うC帯, 1.9Ghzを使うDECTや2.4G帯などあります。
A帯以外はわりと自由に使えるやつだったりします。
で、そのうち総務省とかに届け出が必要だったり、電波の利用調整が必要なめんどーーーーくさいけど、混信を回避しやすいA帯のマイクを用意しました。
はい、このために年間5万円程の電波のサブスクに加入しています。

ちなみに、Sonyは中古、Shureは新品で買ったのですが、本当はSennheiserのEW-Dが53ch対応してくれたらめっちゃ買いたかったです。
が、52ch以下は自宅で使う場合であってもTV WS帯扱いで地デジとの混線チェックとかでチャンネルリスト掲載外の場所だとお金がガシガシ飛ぶという辛い現状なのもあり、53ch対応がなくて泣く泣く諦めてというセレクションに。
ちなみにEW-Dの販売情報全然なかったのですが、先日ゼンハイザーの中の方に聞いたら、実は既に国内で買える状況のようで2波で4−50万円くらいっていう回答もらいました。Shure QLX-D L53も40万円程かかったので、似たグレードみたいですね。
マイクはe935ヘッドをどーしても使いたかったので、海外から怪しい変換を取り寄せて使っています。

総務省とか特ラ連で調べた結果、2023年時点、北海道を拠点とする個人でA帯マイクを所有しているのは自分のみという最強モードになっております。

まあ、このあたりを並べると、PHPerKaigiとはかなり設計思想が違うという状況です。

PHPerKaigiの配信設計→ https://rela1470.hatenablog.jp/entry/2019/04/11/095524

このクラスの配信機材持ってる人そんないないとおもうし、稼働あんまできてなくてもったないので、配信やっていきたいですね〜

あ、そうそうカメラのセレクションについて。
今回の会場、ちょっと暗めになる予想もありまして、カメラはセンサー大きめのカメラでというオーダーでお願いしています。
コンパクトなビデオカメラだとセンサーサイズが小さくて暗所ノイズが目立つという問題があるためです。
肌感、FX30クラスなら大丈夫でしょうというジャッジで見繕ってます。レンズについてはフルサイズならF4くらいで抑えるのが経験則としてはベターですが、APS-CならF2.8でも大丈夫です。
明るすぎるとボケが強すぎてピントがシビアになってくるので、要はバランスってやつですね。
別イベントでも、ありあわせとはいえAPS-Cマイクロフォーサーズの中で高感度に強いモデルを入れたり、フルサイズをいれたりして遊んでいます!

ちなみに、FX30を選んでみた一番の理由としては放熱性能がしっかりしているという点で、ZV-E10あたりだと熱がちょっと心配というのもあります。センサー大きめカメラを長時間使うときは熱のことも考えてあげるとよいでしょう。

というわけで、PHPConHokkaidoの配信はこんな豪華な装備でお送りをしようとしています!

あ、ちなみに今日テックチームで意識合わせしたことなんですが、SDIケーブルの長さの都合で12G SDI出せるかわからない等あったので、今回の配信はFHDになる見込みになるかもです!

各種機材の配線ルートの図です。これ作ってくれた配信担当さん感謝〜

動画セクション

はい、動画ですが、オープニングの動画とかタイトルコールをするあたりの動画を作ったりしています!スポンサー様の紹介もですね!
このあたりは手がまわりきれていないので、rela神にヘルプ頼んだりして作ってもらっています。

わたしの制作はFinalCutProを使うことが多いです。わたしはオープニング動画担当ということで
Envato Elementsを契約しているので、そちらの素材を使ったりしていますが、一度作って作り直そうとしてて大変でございます。

そうそう、今回のPHPConHokkaidoのキービジュわたしがさりげなく作ったんですけど、雪の要素が入っているので、ウィンターとニューイヤーをいい感じにしたなにかにしたいなあとか思ったりしてます!できるかなあ

動画制作ってなかなか難しいですよねー。あ、あと記録動画も作ろうとしています!
実は別イベントで軽く腕鳴らしは済ませているとこもあり、多分やれる、と思ったらrela神も似たことやってたみたいな感じで、やりましょうとなってます!

これは当日カメラを回して撮影で、メインのカメラさんはLUMIX S5M2で撮影をしようとしている感じです。安定のフルサイズセンサーで高画質でお届け!あとはInsta360も出番が出るかもという感じで、融合された動画が生まれるかも???
編集はrela神にお願いしてます!エンディングでお届けしたいです!
別イベントでは画質重視でEOS R6とか使ってたので、ここもPHPerKaigiとは思想の違いが出てます。融合したらどうなるんだろう
このあたりはわりとおまかせしちゃってるので、わたしも楽しみですね!

と言いながら、当日わたしもカメラ2台くらいもって撮影してる、、、、、、かもしれませんね(死亡フラグ

ライティングセクション

さて、今カンファレンスで一番の謎セクションです。
はい、ライトいじりまーす!!!!!!

えーと、会場には世界標準のGrandMA2のLightが導入されており、常設で20台のムービングライト等DMX制御できる状態となっています。
とはいえ、ググってもドキュメントがなかなか少ないこともあり、なぜか存在していたQiitaの記事とかを参考にセッティングしています。

施設の方にお願いして基本のデータをもらうことができたので、セッティングはだいぶ楽にできました。

照明の制御はマクロを組んだりするそうですが、ここはプログラマーのみぃおさん。LUA制御できることに目をつけてLUAを書き出しております。
ちなみにGrandMA2についてはソフトが無料公開されており、MA3Dと組み合わせてシミュレーションをして動作確認ができます。
照明卓との接続もネットワーク経由でできるそうです。

function row_line()

    --[[ FixtureId => {initDimmer} ]]
    local presenter_fixtures1 = {
        [16] = {100},[17] = { 100}, [18] = {100}, [19] = { 100}, [20]  = {100},
    }
    local presenter_fixtures2 = {
        [11] = {50},[12] = {50}, [13] = {50}, [14] = {50}, [15]  = {50},
    }
    local presenter_fixtures3 = {
        [6]  = {0},[7]  = {0}, [8] =  {0}, [9]  = {0}, [10]  = {0}
    }
    local focusValue = 0

    for fixture, attributes in pairs(presenter_fixtures1) do
        local initDimmer = attributes[1]
        gma.cmd('Fixture ' .. fixture)
        gma.cmd('At ' .. initDimmer)
        gma.cmd('Attribute Dim At EffectSec ' .. 0.5)
        gma.cmd('Attribute "Zoom" At ' .. focusValue)
    end
    for fixture, attributes in pairs(presenter_fixtures2) do
        local initDimmer = attributes[1]
        gma.cmd('Fixture ' .. fixture)
        gma.cmd('At ' .. initDimmer)
        gma.cmd('Attribute Dim At EffectSec ' .. 1)
        gma.cmd('Attribute "Zoom" At ' .. focusValue)
    end
    for fixture, attributes in pairs(presenter_fixtures3) do
        local initDimmer = attributes[1]
        gma.cmd('Fixture ' .. fixture)
        gma.cmd('At ' .. initDimmer)
        gma.cmd('Attribute Dim At EffectSec ' .. 1.5)
        gma.cmd('Attribute "Zoom" At ' .. focusValue)
    end


end
return row_line;

こんなLUAを書くといい感じに制御できちゃったりします。すごーい。
まあ、普通はマクロ組むんでしょうけどね。多分GrandMA2を覚える時間足りないので、LUAでゴリ押ししたほうが得策という状況です、はい。

ただ、ChatGPTに聞いてもGrandMA3の記述がかえってきたりでなかなか苦戦中です。AIさんにもまだ早かった。

そしてこのソフトクセが強く、まず照明制御用のファイルがバイナリなので共同編集が不可能だったり、LUAをエディタで書き換えたらGrandMA2側でいちいちロードしなおさないといけなかったりと面倒です。何より画面が多すぎて制御が迷う迷う。

で、PHPConHokkaidoのスタッフになぜか照明制御経験のある、こばさん様がいるというミラクルもあり、このソフトなかなかロックですねっていう話を夜な夜なしたりしてました。

ちなみに、ここまで会場の照明さんに見せたらびっくりされました。個人でここまでやった人ははじめてといわれてしまいました。
このソフト使いにくいし、そもそもライトで細かいことやりたいっていう話がレアっぽいですしね。

さて、照明ということでお気づきかもしれませんが、今回はスモークマシンってやつが稼働するそうです。はい、ライトがきれいにうつりますね!!!!!!
スピーカーさんがよりおしゃれに映る世界へようこそ!?
スライドが見えにくいみたいなことが起きないよう、濃度調整はがんばりたいですが当日の調整になるのでドキドキです。
一応中央のスクリーンは1万ルーメンの巨大プロジェクター使うので多分大丈夫だと信じたい。

ライティングの普段はLUA書いたり、オープニングとかの同期どうしようかとか悩んだり、色の選定で真面目に好きなアーティストのコンサートを見たりしています。
このセクション入ると、好きな歌手のステージに目がいくバグが発生しだして、職業病ですねってなります。

わりと絶賛炎上してるので、イベントまでに形にしたい。。。。。

台本書いたり

さて、テックセクション、わりと舞台進行に関わるところとかにメスが入っていることもあり、台本を作り始めました。
ツールはなんでもいいけど、パワポでA4にして表を組んでみたいな感じです。
ちょっと今回はお見せできないのが残念ですが、全体の進行を書き出してなにか足りないのないかとかを洗い出すのもうちらのお仕事のようです。

最後に

テックチーム、だいぶ風呂敷広げちゃったなあとおもってます笑
ライトはやりすぎた、反省してる。が、やりたかったからしゃーないみたいな。
けど、各セクションに経験者いる北海道のテックチームマジヤバイと思いました。心強い!
そんなPHPカンファレンス北海道も来年1月12,13日です!是非ともお越しくださいませ!

https://phpcon.hokkaido.jp/